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建築デザイン&アソシエイツReport on Overseas training in New York Part3
ニューヨーク研修3日目
恒例の朝散歩からスタート
セントラルパークはいつもと同じ感じであるが、ウィークエンドのせいか、馬車や屋台をよく見かける。天気はくもり。気温はちょっと寒いくらいなので問題ない。
朝のセントラルパーク センタードライブ
朝のカフェ
NYはカフェが多い。日本で言うところのコンビニとカフェの数が逆転している感じだろう。
人の多い街ではコンビニの道路の対面に同じコンビニが…ということありますよね。
こっちで言いますとスタバの対面にスタバがある状況です
サンドイッチやドーナツもありますが、ベーグルがやはりこちらは多いです。
グルテンフリーの食べ物も多いのも特徴です
親友の塚本さんとグッゲンハイム美術館
今日はいよいよ今回の一番のイベント。小型バスをチャーターしNY建築散策ツアーへフランク・ロイド・ライトの設計のグッゲンハイム美術館とメトロポリタン美術館。
メットにはライトの1912-1914年に建築された、ある施主の別荘のリビングが移築されています。
グッゲンハイム ロタンダ内部
グッゲンハイム美術館はアメリカ近代建築の父と呼ばれる改革派の建築家、フランク・ロイド・ライトに1943年、設計を依頼。
15年後の1959年、ライトの死後、間もなく完成した。
ロタンダと呼ばれるらせん状の展示場は6階建て、勢いよく上から降りると少し目がまわる。
完成を見届けられなかったライトは、設計者として無念だったであろう。
その偉大な功績は今も私たちを魅了してくれている。
この最高にエレガントで刺激的な作品がいつまでも残るように願います
ロタンダの天井
興奮さめぬまま、今度はメトロポリタン美術館へ移動。
世界4大美術館の一つであり、アメリカ最大の美術館である。おかげで正面からの写真がファインダーに収まりきらない。
とにかく大きい、広い、たくさん展示。恐らく数日かけないと制覇は難しいだろう。
エントランスには桜のディスプレイ。ゴッホ、ゴーギャン、モネなどの展示。
日本の千住博氏の作品は日本的な静粛な雰囲気で、繊細でいて力強い作品でした。
今回はライトの展示、エジプトの遺跡移築。日本の展示等を主に。
メトロポリタン美術館
美術館内部の様子
まさかライトの移築されたデザインがここで見られるとは。
ライトのリトルリビングはプレーリースタイルの様式。随所に装飾された家具や装飾ガラスは建築の粋を超え、彫刻かの様である。たしかに、ライトの作品は美術品と言っても過言ではない。
ライトのリトルリビング
大きなスケールに終始圧倒されながら、次はグランドセントラルステーションに。
ここも歴史とスケールを感じる。天井は星座が描かれています。NYは上を見ることが多く最近痛めた首が痛いです
ここの地下にあるハンバーガーは有名らしい
Grand Central Terminal
ウエスト34th通りをハドソン川方面に西へ移動。ここは大規模な再開発が真っただ中で進行しています。
数年後には完成でしょうから、進化するニューヨークが見られることが楽しみです
西地区の再開発の様子
昨日の逆よりハイラインを散策。こちら側は新しい建物が多く、新しいNYといった印象でした。
道中、今は亡きザハ・ハディドの建設中のマンションがありました。
さすが巨匠の作るマンションは他に類を見ません。「すごい」の一言です
ザハもライト同様、完成を見られなかった案件が沢山あるのだろうなと思いました。
ZAHAのNYのマンション
今日も結構歩きました。夜はおかげさまでぐっすり眠れるようになってきました。
胃も疲れてきたところで夜はあっさりとざるそばに
やっぱり出汁が恋しいか(笑)
MIDTOWNの夜
19 May. 2017
STARR-WEDGE
TOMOO YOKOTA